スクーターの構造とうるさい音

最近のバイクというのはうるさすぎると思いませんか?
まあ、マフラーを変えているビッグスクーターが多いということもあるのですが、一番の原因はスクーター自体の構造にあると思います。
例えば全く改造していないバイクで見たとします。
ミッションのあるバイク、いわゆるオートバイというものはある一定の回転域の中で回転をあげては変速し、そして下がった回転をまた挙げて変速しという行動を繰り返し、定速走行では比較的低い回転数で走ることになります。
しかし、スクーターは違います。
スクーターには昔から原付スクーターにつけられていたものと全く同じ、無段変速機が付けられているのです。
車でいうところのCVTみたいなものですが、スクーターのものは能動的に変速をするのではなく、エンジンの回転やリヤタイヤの回転によって生まれる遠心力によってプーリーの有効径を変化させるものです。
実はこれが厄介、ばねの強さやプーリーの径などからエンジンの一番おいしいところを使うような設計となっており、走る分にはありがたい話なのですが、悲しいことにエンジンの一番おいしいところというのは特に排気音がうるさくなる性質を持っています。
更に音がうるさくなる原因である負荷がかかった状態というのも重なりますので更にうるさくなるということになります。
ただこれでミッション付のオートバイのようにエンジン回転数が上下するのであればいいのですが、この一番うるさい回転域を常に保とうとしてしまうので、うるさい状態が走っている限り続くということになります。
これは我慢できません、特に改造マフラーを付けたビッグスクーターはかなりの音を立てます。
乗っている本人は気持ちがいいのでしょうが、周りから非難の目を浴びていることは理解しておきましょう。